おはこんばんちは。けんけんです。
以前に当ブログで、IHキッチンを使っての自宅燻製のやり方を紹介して以来、自分でも燻製を作ってはちょくちょく家族でスモークライフを楽しんでいます。
しかし、失敗?とまでは行かないかもしれませんが、燻製後の食材が苦いと感じたり、酸っぱかったりする事が時々あります。
自身で燻製に挑戦した事がある方なら、一度は経験された事があるのではないでしょうか?もしかしたら、毎回苦くて酸っぱくなってしまうって方もいるかもしれません。
実はちゃんと原因があるんです!
今回は燻製が苦くて酸っぱくなってしまう原因と、解決策について語りたいと思います。
燻製が苦い・酸っぱい原因
せっかく作ったのに美味しくなかったらガッカリしちゃいますよね。そうならない為にも、しっかりと原因を知っておく必要があります。
燻製が苦くなたり酸っぱくなる原因はいくつか考えられます。
- 食材の乾燥不足が原因
- スモークチップの湿気が原因
- スモーク時間が長いのが原因
食材の乾燥不足が原因
出来上がった燻製を食べて「苦い!」「酸っぱい」と感じる一番の原因が、食材の乾燥不足です。
十分に乾燥させたつもりでも、食材内に水分が残っていて、スモーク中に食材から水分が出てくる事が多かったりします。
スモークチップの湿気が原因
通常、スモークチップは乾燥された状態で販売されていますが、一度使用した後のスモークチップの保管環境などから、チップ自体に水分が含まれてしまっている場合もあります。
スモークチップに湿気が含まれていると、燻した際にスモーカー内に水分が発生し、煙と反応するのでこれも燻製が酸っぱくなる原因となります。
スモーク時間が長いのが原因
燻製は燻製方法や選択する食材によって燻製時間が変わってきます。
その為、必要以上に食材を燻しすぎたりすると苦くなったり、美味しく感じなかったりもします。
しっかり時間をかけて乾燥させたのに、出来上がった燻製が苦い場合は燻製時間が長い可能性を疑いましょう。
燻製が苦くならない為には?
燻製が苦く・酸っぱくならない為には、食材の十分な乾燥が必要となってきます。
食材を乾燥させる方法は色々とあります。その中から代表的な方法とそれぞれの特徴を紹介します。
干し網を使用しての乾燥
通常は干し網を用いて、晴れた日の日陰や夜に食材を干して、自然の風で乾燥させる事が多いです。一番オーソドックスな乾燥方法と言えますね。
- じっくりと乾燥させる事が出来る
- 天候に左右される
- 食材を乾燥させるのに時間がかかる
食材を干し網内に入れておくだけなので、とても楽な方法と言えます。
風通しの良い場所での自然乾燥となるので、食材が乾燥するまでに少し時間がかかってしまいます。
その為、急いでいる時には向かない方法とも言えます。
冷蔵庫内で乾燥
干し網を使って乾燥させる方法は、しっかり乾燥させる事が出来る反面、雨天時など湿気が多い日に不向きだったり、天候に左右されてしまうのが少しネックです。
天気が良くて気温が高すぎても、逆に雨天で湿気が多い日でも、食材を傷める可能性がある為に干し網での乾燥には向きません。
そんな時に有効なのが冷蔵庫で乾燥させる方法です。ラップをかけずに、食材を裸のままかキッチンペーパーなどにくるんで冷蔵庫内に入れておくだけ!の簡単な方法です。
- 温度に敏感なお肉などを乾燥させる方法としてオススメ!
- 天候に左右されず、いつでも乾燥が出来る
- 脱水力は他の方法より劣る
冷蔵庫内に保管するので、温度に敏感なお肉や魚を安全に乾燥出来ます。
また、干し網での乾燥方法とは違って、天候に左右される心配もないので、いつでも好きな時に食材を乾燥させる事が出来ます。
脱水シートを使用しての乾燥
燻製前の食材の乾燥にオススメなのが、脱水シートを使用した乾燥方法です。
使い方もとても簡単。脱水シートで食材をくるんで冷蔵庫内に入れ、食材ごとの脱水目安時間が来るのを待つだけです。
- しっかり脱水される
- 短時間でも食材の水分が抜ける
- 少し値段が高い
ピチットシートのような脱水シートを使用すれば、短時間でも食材から水分を抜く事が可能です。
食材から水分が驚くほど抜けて、とてもオススメな方法ですが、商品自体の値段が少し高いのが難点と言えます。
まとめ
今回は自分で作った燻製が苦かったり、酸っぱかったりする原因について紹介しました。
燻製が苦くなったり酸っぱくなったりするのは、いくつかの原因が考えられますが、その中でも食材の乾燥不足が一番疑わしいと思います。
作った燻製が毎度毎度同じような状態になる場合は、今回記事内で紹介した食材の乾燥方法を一度試してみてはいかがでしょうか?