おはこんばんちは!けんけんです。
とうとう来ちゃいましたよトイレのトラブル。
なんて子供が言うので
と言いながらトイレで確認すると。以下の症状を発見しました。
- 『大』水は流れるけど、レバーはいつもより緩く感じる。
- 『小』はいつも通り問題なし
恐らくタンク内部でレバーの鎖みたいなものが外れているのでは?と考えたので、とりあえずタンクの蓋を開けて中を覗いて確認してみる事に。
切れた玉鎖を確認して見たところ、樹脂製?みたいなので鉄のチェーンタイプのものに比べて元々切れやすいのかもしれませんね。
マイホームも築10年を過ぎた頃なので、そろそろ各箇所で傷みが見られるようになっています。
まぁ、こればかりは仕方ない事ですので、対処方法を見ていくとしましょう。
トイレの玉鎖が切れた時の対処方法は2通り
考えられる対処方法は2通りあります。
- 専門の業者さんに修理を依頼する。
- 必要なパーツを購入して、自分の力で修理する。
まず、どちらの方法で修理を行うのかを決めなければ進みませんね。
業者さんにお願いするのか、はたまた自分自身で修理するのかで迷う方もいると思います。
専門の業者さんに修理を依頼する
専門の修理業者さんにお願いする場合に考えられる特徴としては、以下のようなものが考えられます。
これだけを聞くと当然「修理業者に依頼すればいいじゃん!」となります。
しかーし!調べてみると修理費がかなり高くつくみたいな情報も…。
なんでも1万円ぐらいだとか、見積もりを出してもらったら工賃と部品代などで4万円と言われた方もいるみたいです。
金額が高すぎれば、大きなデメリットと言えますが、実際に業者さんに見積もりを出して貰った訳ではないので正確な金額はわかりません。
どうしても自分で修理出来ない、自信がないと言う人は業者さんに見積もりを出して貰うと良いと思います。
「水道救急センター」さんは見積もりが無料なので、実際に見積もりを出して貰ってから業者さんにお願いするかどうかを検討すると良いかもしれませんね。
自分自身で修理する
自力で修理する場合に考えられる特徴は、以下のような感じです。
自分自身で修理する場合、業者さんに依頼する時より特徴は少ないかもしれませんが、一つの特徴がとてもでっかいです。
修理費が基本的に部品代で済む為、低予算で修繕出来てしまいます。
反対にデメリットですが
【失敗するかもしれない】
【業者さんに比べて、作業完了までに時間が掛かる】と言ったところでしょう。
トイレのフロートバルブの交換方法
今回、壊れたのはフロートバルブと呼ばれる排水弁の玉鎖部分です。
当初は、玉鎖部分の交換で済むものだと楽観視しておりました。
ただ、部品を検索してみると玉鎖のみでの販売はないらしく(単に僕が見つけられなかっただけかもしれませんが)、フロートバルブごと交換しなければならないようです。
止水栓を閉めてタンクの水を空にする
まず写真と同じような止水栓を探してください。すぐに見つかるはずです。
見つけたらマイナスドライバーを用いて右回りに回して止水栓を締めます。
完全に締める事で、タンクのレバーを引いた時にタンク内へ流れる水の供給を断つ事が出来ます。
次にレバーを引いて、タンク内の水を全て排出します。
『小』で一回流しただけでは半分ほどしか水は流れませんでした。数回に亘ってタンク内を空にする必要があります。
部品を取り外す前に、元の部品の位置や取り付け方がわかるように写真を撮っておく事をオススメします!
フロートバルブとレバーを取り外す
タンク内の水が完全に抜けきったら、タンク底にあるプラスチック製の固定パーツからフロートバルブを取り外します。
フックの両端をつまんで垂直に持ち上げると、簡単にフロートバルブを外す事が出来ます。
僕はフロートバルブの上の部分(小側の弁)を先に外して、次に下の部分(大側の弁)を外すと言う感じで2回に分けて取り外しました。
レバーも外す必要がありますが、こちらは簡単。
プラスチック製のピンで固定されているので、ピンを外しててレバーをスピンドル(プラスチック製の棒)から抜き取ります。
新しいフロートバルブを取付ける
写真のものが新しく購入したフロートバルブとレバーで、【TOTO HH08008Z】と言う商品です。
元々備え付けられていたものと同様に玉鎖は樹脂製となっています。
これを取付けて行く訳ですが、作業としてはとても簡単です。
取り外した時と逆の手順で取付ければよいだけです!
- レバーを取り付けてピンで固定する。
- フロートバルブをタンク底のプラスチック製部品に固定する。
- 玉鎖をレバーのスリットに差し込み、調整する。
動作確認
動作確認をして、問題がなければ終わりです。
タンク内の水が空の状態でレバーハンドルを操作します。
『大』『小』共に正常に作動する事が確認出来たらカバーとタンクの蓋を元に戻し止水栓を開きましょう。
タンク内に水が戻ったら、もう一度レバーを操作して問題がないか最終確認をしましょう。
作業に掛かった費用と時間
今回の作業で掛かった費用と時間についても紹介しておきます。
掛かった費用
作業で掛かった費用は部品代のみの
¥1,825
我が家のトイレはTOTOのSH391BAと言う型なのですが、ネットでくまなく探しても交換用パーツを見つける事が出来ませんでした。
対応品番の箇所に記載されていませんでしたが、上記の【TOTO HH08008Z】でも大丈夫でした。
対応本体品番にTOTO SH391BAは含まれておりませんでしたが、問題なく取り付ける事が出来て、作動の方も異常ありませんでした。
掛かった作業時間
初めてのチャレンジだったので、時間は掛かるかなと予想していましたが、約10分~15分ほどだったと思います。
作業工程の写真を1つ1つ撮ったりしながらでも、掛かった時間は15分程度でした。
まとめ
「やった事ない作業だから出来るかなぁ」「上手くいかなかったらどうしよう」といつも不安になりますが、トライしてみると「なんだ自分でも出来るんだな!」って事が多いです。
今回挑戦したトイレのフロートバルブの交換も初めは不安でした。でも、やってみると思っていた以上に簡単で挑戦してよかったなと思います。
業者さんにお願いするより、費用が遥かに安く済むので
という症状に出くわしたら、この記事を参考にして是非自分自身で交換修理してみてくださいね。
同じ症状だったので参考になりました。ありがとうございました。
やんさん
お役に立てたようでよかったです!こちらこそコメント頂きありがとうございます。
昨日全く同じ事が起こり、つい先程、ビニール紐とテグスでボールチェーンを繋いでおきました。
専業主婦って無償でどこまでも自力でこなさなければいけないブラックな職業ですね。(泣)
ななし さん
応急処置としてビニール紐やテグスを使用する方法もありですね!大変勉強になりました(^^)
自力でこなせるだけのスペックを持っていると考えましょう♪
お礼を申し上げ忘れて失礼しました。
情報提供頂きありがとうございます。
そして、労いの言葉まで頂いて…日々の励みになります。ありがとうございました。