おはこんばんちわ。けんけんです。
遠くに住む家族や友人、更には仕事関係でお世話になった人へお中元やお歳暮で食品などを送る機会もあるかと思います。
食べ物などを送る方法としてパッと頭に浮かぶのは、ヤマト運輸の『クール宅急便』かもしれませんね。
実は!郵便局にも『チルドゆうパック』と言う、似たようなサービスが存在するのをご存知でしょうか?
今回は、日本郵政グループの『チルドゆうパック』での荷物の送り方や料金と、実際に窓口に持って行った時に知る事が出来た注意点などを紹介していきます。
チルドゆうパックで送れるもの
通常のゆうパックと基本的には変わりありません。
保冷が必要なゆうパックを窓口で引き受けてから配達先まで冷蔵で届けてくれるサービスだとイメージしてもらえればいいと思います。
チルドゆうパックは0度以上、5度以下の冷蔵温度で管理されます。
サイズ
サイズ | 荷物 3辺の合計(縦・横・高さ) |
60 サイズ | 60 cm以下 |
80 サイズ | 80 cm以下 |
100 サイズ | 100 cm以下 |
120 サイズ | 120 cm以下 |
140 サイズ | 140 cm以下 |
150 サイズ | 150 cm以下 |
重さ
送る荷物の重さは25Kg以下となるようにしなければなりません。
チルドゆうパックの送り方
では、実際にチルドゆうパックでの荷物の送り方を解説していきます。
送る荷物を梱包する
初めに送る荷物を梱包する必要があります。
梱包資材としては以下のようなものがあります。
紙袋・ビニール袋 | 購入時の袋。安くつくが見た目が悪いのと丈夫ではないのが欠点 |
---|---|
包装紙 | プレゼントっぽく綺麗に見えるが、丈夫ではないのと費用がかかる。 |
ダンボール | 丈夫で配送に優れている。 |
発泡スチロール | 頑丈で保冷剤などが入っていれば保冷機能は抜群。 |
用意しやすさやメリットの部分を見ると「ダンボール」が一番チルドゆうパックに適していると言えるかもしれません。
配送ラベルを記入する
配送ラベルは通常のゆうパックのラベルを使用します。
手元にゆうパックラベルがあれば、事前にラベルに記入しておく事が出来るので、集荷の際や窓口へ持ち込む時に受付がスムーズに済みます。
もし、手元にラベルがない場合は、郵便局へゆうパックラベルを取りに行くか、差し出す時に記入するようにしましょう。
- お届け先を記入
- ご依頼主を記入
- 品名を記入
主に上記の3ヶ所の欄を記入すれば大丈夫です。
品名の欄は具体的な内容を記入する必要があります。
記入したラベルに不安がある場合は、ラベルを貼らずに「発送する商品」と「ラベル」を窓口に提出すれば大丈夫です。
チルドゆうパックを送る
荷物の準備が整ったら、チルドゆうパックを送りましょう。
- 郵便局へ直接持ち込んで、窓口から送る
- 自宅に集荷に来てもらう
差出は上記の2種類から選択する事が出来ます。
郵便局へ直接持ち込んで、窓口から送る
直接郵便局へ荷物を持って行き、窓口で受け付けをする方法です。
自宅に集荷に来てもらうより手間が掛かる分、持ち込み割引120円が送料から割り引かれる(条件によって最大180円お得に)ので運賃を安くしたい方にはオススメです。
自宅に集荷に来てもらう
こちらは料金割引がありませんが、郵便局へ持ち込む必要がなく待っているだけでいいので、自分で持ち込む場合より楽に発送出来る点がメリットとなります。
受付時に「チルドで」と郵便局の職員さんに一言伝えるようにしましょう!
チルドゆうパックの料金
荷物を送る際に重要になってくる点の一つが、送料ですよね。
チルドゆうパックの送料は以下のようになっています。
サイズ | チルドゆうパック 送料 |
60 サイズ | ゆうパック基本料金+225円 |
80 サイズ | ゆうパック基本料金+360円 |
100 サイズ | ゆうパック基本料金+675円 |
120 サイズ | ゆうパック基本料金+675円 |
140 サイズ | ゆうパック基本料金+1,330円 |
150 サイズ | ゆうパック基本料金+2,100円 |
通常のゆうパック料金に、荷物のサイズごとにそれぞれ上記の保冷料金がプラスされる形になっています。
チルドゆうパックで差し出す時の注意点
実際に郵便局へチルドゆうパックを差し出しに行った時に気づいた事を、注意点として挙げておきます。
- チルドゆうパックの取り扱いがある郵便局でしか受付が出来ない
- 窓口で受け付ける前に、予め荷物を冷やしておく必要がある
取扱店が決まっている
僕自身どこの郵便局でも、チルドゆうパックを差出す事が出来るものと思っていました。
近所の郵便局へ持ち込むと「うちではチルドの受付はやっていません」「〇〇郵便局でお出しになられてください。」と言われました。
チルドゆうパックは取扱いのない局もある事を知る事が出来ました。
チルドゆうパックを利用する時は、日本郵便のホームページから取扱いがある局を調べる事が出来ますので事前に調べる事をオススメしておきます。
上記の日本郵政グループのホームページで、「利用条件からさがす」の欄で「チルドゆうパック」にチェックを入れる事で、取扱いのある局を調べる事が出来ます。
予冷が必要
こちらも実際に郵便局の窓口へ荷物を持って行った時に知りました。
チルドゆうパックで発送予定の荷物は、窓口で差出しをする前に1~2時間冷蔵庫などで予め冷やしておく必要があります。
予冷していない荷物は、チルドゆうパックとして受付出来ません。
チルドゆうパックの送り方 まとめ
荷物の送り方としては、通常のゆうパックなどと大して変わりありません。
注意点として挙げた部分を事前に知っていれば、もっとスムーズにチルドゆうパックの発送手続きが出来たと思います。
もしチルドゆうパックで荷物を送る事があれば、記事内で挙げた注意点に気をつけながら手続きをしてもらえると大丈夫だと思います。